【探してたよ(^^) 君たちだよ(*'▽'*)♪】

北部九州はいいお天気が続いています
おかげさまで網戸の張り替えのご依頼がエンドレスです（笑）

粕屋町のお客様に襖の張り替えのご依頼をいただいておりましたが、　

『ふすまの引き手を黒でないものが良い』と言うことで、博多区にある問屋さんに、探しに

ふすまには、ふすま紙ではなく、クロスを貼ります。畳ではなく絨毯を敷かれると言うことで、和風なお部屋から、洋風なお部屋へご希望でした。

ステンレス製の引き手をのご提案✨

とても気にいってくださったご様子で、最後の仕上げと取り掛かります。

そうするとお隣さんよりお声がかかり、網戸の張り替えをお願いしたいと言うことでした。

ご主人が出てこられて
『実はね、以前からお宅のチラシをとっていたんだよ。ずっと頼もうと思っていてね。妻が網戸屋さんがお隣に来てるって言うから…

そうしたら…

頼もうと思っていたご夫婦ではないか！』

私達『そう言っていただけて、ありがとうございます

うれしいです』

ご主人『お宅は、チラシに写真を載せてるでしょ？僕は長年営業もしたし、技術もしてきたし経営もしたから、顔見ただけでわかるんだよ！職人の仕事もして、営業もしている人はね、なかなかいないよね！しかも、ご主人は、外国の方なんでしょう？外国の方で、日本の和仕事をしていると言う覚悟がすばらしい！だからずっと頼みたかったんだよ！』

経営、技術、営業の3本柱で経済活動する金沢屋…

私たちのあり方、働き方、生き方に共感していただける方と言うのは本当に少ない方です。

網戸の多いこの時期…

全国の金沢屋のオーナー（兼務職人仕事）は、

たった一枚の網戸のために車を走らせ、皆さんの暮らしを豊かにするために、日々切磋琢磨に働いています。

工房からこの時期は自宅に帰れないオーナーもたくさんいます。

私は1つ疑問に思います。
どんなにITが進んでも、リモートワークが進んでも、この業界は手仕事なんです。

手仕事と言う技術職はなんでこんなに単価の低い業界になってしまったのか？

技術職の職人に、なぜ割引を強要する人がいるのだろうと…

技術の世界を知らない人はあまりにもこの世の中に多すぎる…

このお客様も同じことをおっしゃっておりました

その背景には、悪徳業者の被害者になった方があまりにも多く、私たちがボロ儲けしているとでも思われているようです…

また、何故か分かりませんが…

若い方からの扱いが酷いんです

人として対等なはずなのに、

『お金を払うんだからお客様は神様でしょ？』

とばかりな態度な方が多いんです。20〜30代（当店の1割に満たない方ですか）

もしかすると、会社経営者が、従業員に対してこんな扱い方をしているのではないだろうか？

人は、大切にされたら、他人にも優しく親切にできるはずです。だとすれば、経営者は、倫理を学んで欲しいと、私は思います。

社会、地域全体を良いものにするのは、中小企業の社長の責任でもあると感じています。

忙しすぎて、自分自身を大切に扱えていない人が多いのかもしれません。自分に甘く、人に甘く。許すと言う心の余裕があれば、自分自身や他人にも許すことができるのでは？

そして、もっと明るく楽しい毎日を過ごせる若者が増えるのではないか？

今日は、心理支援士と言うサイドでブログを書いてみました。

金沢屋　粕屋久山店

シラトリホーム　

副代表　ボルカルド　繭子